DrupalCon Nara キーノート Q&A

この記事は以下の記事を翻訳し、掲載しています。
出典:DrupalCon Nara keynote Q&A

DrupalCon Naraが終了し、私はとてもエネルギーをもらった気分です。

開会式では奈良市長の仲川げん氏が、奈良を世界で最もDrupalフレンドリーな都市にするという野心を語りました。私はこれまで数多くのカンファレンスに参加してきましたが、市長がオープンソースを都市の長期戦略の一環として語る姿を見たのは初めてでした。驚きと励み、そして少し非現実的な感覚でした。

DrupalCon NaraはDrupalCon Viennaの開催からわずか5週間しか経っていなかったため、私は従来の基調講演は準備しませんでした。その代わり、TechnocratのCTOでありDrupal CMSリーダーシップのチームメンバーであるPam Barone氏がQ&Aセッションを進行してくれました。

事前に準備する基調講演よりも自然な質問が生まれ、より率直な回答が引き出されるため、私はQ&A形式を気に入っています。

 

 

私たちは幅広いトピックを取り上げました。Drupal CMSの勢い、間もなくリリースされるDrupal Canvas、サイトテンプレートマーケットプレイスに関する取り組みAIがデジタルエージェンシーを再構築する方法、政府がデジタル主権のためにオープンソースに注力する理由などです。

より詳しく知りたい方は、DrupalCon Viennaの基調講演で有用なコンテキストと製品デモを含む動画をご覧いただけます。

このイベントでは、これらのトピックを深く掘り下げた優れたセッションも開催されました。全セッションの録画はDrupalCon Nara YouTubeプレイリストでご覧いただけます。

Drupal CMSリーダーシップチームの多くが日本に集結したことで、この1週間はワーキングセッションのようにもなりました。私たちは毎日集まり、今後6ヶ月間の優先事項について調整を行いました。

さらに私はほとんどの時間をDrupalエージェンシーやエンドユーザーとの立て続けのミーティングに費やしました。彼らの野心や彼らがどのような支援を必要としているかを聞くことで、Drupalが次に進むべき方向性がより明確になりました。

主催者の皆さん、そして時間を割いて会いに来てくださった全ての方々に感謝申し上げます。日本のコミュニティの献身的な姿勢と気配りは、とても印象に残りました。

— Dries Buytaert