Drupal7のサポート終了予定日が1年延長されました。

この記事は以下の記事を翻訳し掲載しています。
出典:Drupal 7's End-of-Life extended to November 1, 2023 - PSA-2022-02-23

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Drupal7は、最初に公開されてから10年以上が経過していますが、ウェブ上の様々な場所でまだ広く使用されています。
例えば、政府のシステムにて市民活動の原動力となっていたり、教育機関様で教員、学生、および職員向けの大量のコンテンツの管理に使用されていたり、多くの企業および非営利団体のデジタル基盤として活用されています。
Drupal9はメンテナンスが行き届き、セキュアで安定した豊富な機能を有していますが、まだ多くの組織がDrupal7に依存しています。

これらの旧式のDrupalシステムを構築し、今でもメンテナンスに携わっているチーム、そしてそのチームがサービスを提供するエンドユーザーはDrupalコミュニティーの重要な一部です。ユーザーは、現在発表されているサポート終了日までにDrupalの新たなバージョンにアップグレードすることを計画すべきですが、こうしたユーザーを脆弱な状態で放置するのは無責任な行為となるでしょう。

上記を鑑み、今後はDrupal7のサポート終了予定日を毎年再検討することを発表します。本日の時点では、サポート終了日を1年先延ばしして、2023年11月1日に変更します。

Drupalのプロジェクト責任者を務めるDries Buytaert氏、Drupal Association、およびDrupal Security Working Groupは、前回のサポート終了日の延長後、継続的にDrupal7のエコシステムのモニタリングを行ってきました。
Drupalプロジェクトの全サイトの中で、大部分がまだDrupal7で運用中であるため、このバージョンをまだご利用中であるコミュニティーのメンバーに対して延長サポートを提供する必要が明確に存在すると判断しました。こうしたサイトのできるだけ多数をできるだけセキュアに保つ道徳的義務があります。

Drupal7のコミュニティーサポートをさらに1年延長するかどうかは、2023年7月までに発表します。
コミュニティーサポート、Drupal7の利用状況、およびその時点でのDrupal 7の維持管理者の人数をその判断材料とします。
現在のサポートは、多くの維持管理者およびDrupal7を支えるために利用料をお支払いの企業のおかげで実現されています。