米国の政府機関や地方自治体がDrupalを積極的に採用する動向

2017年5月、ウェブ市場調査会社「W3techs」が「Distribution of Content Management Systems among websites that use .gov」の調査書を公開しました。調査書では米国における政府機関や地方自治体が利用するドメイン「.gov」におけるCMS(Content Management System)の利用割合を伝えました。

公開された割合は次のとおり。
1. Drupal 32.1%
2. CivicEngage 18.8%
3. WordPress 18.1%

3番目に多く使われたWordPressはウェブ全体としてのシェアも高いが、攻撃者によって脆弱性が狙われやすいプログラムでもあり、セキュリティー性の高いシステムが求められている政府機関などには不適切とみられています。そのため、この度の調査によって明らかになった.govドメインにおけるDrupalのもっとも高い使用割合にCMS業界の傾向のも反映しているとみられています。
ホワイトハウスを始め、様々な政府機関ウェブサイトに導入されたDrupalは今後さらに採用されるでしょう。

元記事:
https://w3techs.com/technologies/segmentation/tld-gov-/content_manageme…