【セキュリティパッチ情報】High-performance JavaScript callback handler - Highly Critical - Multiple vulnerabilities - SA-CONTRIB-2016-063

Highly Critical
拡張モジュール

2016年12月7日(日本時間:GMT+9)、拡張モジュールにおいて 脆弱性が発見されました。
インストールしているDrupalの導入モジュールを確認のうえ、必要な場合はアップデートをおすすめします。

●勧告ID : DRUPAL-SA-CONTRIB-2016-063
●プロジェクト : High-performance JavaScript callback handler (拡張モジュール)
●バージョン : 7.x
●投稿日 :2016/12/7
●セキュリティリスク : Highly Critical
●脆弱性 : Cross Site Scripting, Access bypass, Cross Site Request Forgery, Open Redirect, Multiple vulnerabilities

==概要==
High-performance JavaScript callback handlerモジュールは処理が軽いコールバックで、Drupalのほとんどのブートストラップ処理をバイパスすることができ、パフォーマンスの向上に貢献します。

このモジュールは、コールバックが適切にアクセスされているか、もしくは潜在的なXSS攻撃及びCSRF攻撃に対しフィルタリングが行われているかを、十分にチェックするものではありません。

==影響を受けるバージョン==
高性能JavaScriptコールバックハンドラ (js) のうち、7.x-2.1バージョン以前の、7.x-1.xバージョン。
Drupalコアには影響がありません。今までの高性能JavaScriptコールバックハンドラを使用していない場合、何もする必要はありません。

==解決方法==
最新版をインストールする。
Drupal 7.xにjsモジュールを使用している場合、js 7.x-2.1バージョンにアップグレードを行って下さい。
注意: 今回のアップグレードには7.x-1.xバージョンへの後方互換性がありません。
このAPIに対する既存のcontribモジュール及びカスタムモジュールの実装については、アップグレードや置き換え、及び除去のいずれかが必要になります。
高性能JavaScriptコールバックハンドラのプロジェクトページ(https://www.drupal.org/project/js)も参照して下さい。

==元記事==
https://www.drupal.org/node/2833790